サッカー日本代表を率いてW杯やアジアカップで日本中を熱狂させた名将森保一(もりやすはじめ)監督。
そんな森保一監督には3人の息子がいます。
- 長男:森保翔平(しょうへい)
- 次男:森保圭悟(けいご)
- 三男:森保陸(りく)
3人全員がサッカー選手出身で、現在はYouTuberとしても活躍中。
それぞれの詳しい経歴と現在地を一気にまとめました。

意外と知らない!森保一監督の妻・由美子さんとの運命の出会い
森保一監督が現役選手として広島で輝いていたころ、すでに隣にはひとりの女性がいた。
それが妻の由美子(ゆみこ)さん。
二人の出会いは長崎日本大学高校の同級生というから驚きだ。
森保監督はサッカー推薦で入学したが、由美子さんはなんと陸上推薦で入学した元アスリート。
県の100メートル記録保持者というから、運動神経の遺伝子は母方からも確実に受け継がれているわけだ。
交際を経て、1990年に結婚。現役バリバリのプロサッカー選手との結婚という形で、以来ずっと家庭を支え続けてきた由美子さんの存在は、森保家の縁の下の力持ちそのものだろう。
【長男】森保翔平——Jリーガーを経てキングスリーグ日本代表へ!静かなる長兄の全貌

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1991年8月17日 |
| 出身地 | 広島県 |
| ポジション | DF(ディフェンダー) |
| 身長 | 約178cm |
| 愛称(LISEM内) | しょうへい |
輝かしいユース時代——U-18日本代表に選出された実力者

翔平さんのサッカー人生は幼少期から父の影響を受け、サンフレッチェ広島のジュニアスクールからスタートした。
ジュニア、ジュニアユース、ユースと着実にキャリアを積み上げ、2009年にはU-18日本代表にも選出。
父と同じ「日本代表」の道を歩んだ瞬間だ。
2005年の高円宮杯(U-15)ではベスト4入りにも貢献するなど、名門サンフレッチェ広島で着実に力をつけた。
法政大学でキャプテンを務め、Jリーグへ

サンフレッチェ広島ユースを卒業後は法政大学へ進学。
大学4年時にはチームのキャプテンを任されるほどリーダーシップを発揮した。
大学卒業後の2014年、カマタマーレ讃岐(J2)とプロ契約を締結し、ついにJリーグデビュー。
父がかつてプレーした舞台で息子も夢を追いかける
そのドラマチックな展開に、サッカーファンの間でも話題となった。
ただ、2015年に契約満了となりカマタマーレ讃岐を退団。
プロとしての道は2年で幕を閉じることになる。
新天地を求めて、そして「LISEM」という新たな世界へ
プロ引退後も翔平さんはサッカーへの情熱を燃やし続けた。
現在は弟たちとともにサッカー系YouTubeチャンネル「LISEM(リゼム)」のメンバーとして活躍。
チャンネル内では主にカメラマンとしての腕も発揮している。
さらに注目すべきは、2025年1月にイタリアで開催された「キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025」に日本代表として出場したこと。
インターネット時代の新世代サッカー大会「キングスリーグ」の舞台で、日本チーム(MURASH FC)のメンバーとして世界の舞台に再び立った。
【次男】森保圭悟——フリーキックの天才から監督・YouTuberへ転身した異色のキャリア

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1993年9月22日 |
| 出身地 | 広島県 |
| ポジション | MF(ミッドフィルダー) |
| 愛称(LISEM内) | けーご |
| 特技 | フリーキック、動画企画・編集 |
広島ユースの秘密兵器——当時から際立っていた異次元のフリーキック
圭悟さんはサンフレッチェ広島ユース出身で、当時から「広島ユース随一のフリーキックの名手」として知れ渡っていた。
ボールを蹴る技術と創造性は群を抜いており、父・一監督と同様に「技術で魅了するサッカー」を体現していた。
大学で夢を追い続けた先に待っていた試練
高校卒業後は流通経済大学へ進学。
大学でもサッカーへの情熱は続いたが、大学3年生時の全日本大学サッカー選手権大会決勝という最高の舞台で、左足首靭帯の重傷を負うという悲劇に見舞われる。
半年近い離脱を強いられるも、サッカーへの夢を諦めなかった。
ドイツへ渡り、欧州の地で夢を追い続けた男
大学卒業後、圭悟さんはドイツに渡り5部リーグのコブレンツでプレー。
欧州サッカーの本場で揉まれ続けたが、26歳を迎えた2019年いっぱいでスパイクを脱ぐ決断をした。
「やるなら楽しめ」——父の言葉を胸に刻み込んで、彼はその楽しむ先として次のステージを見つけることになる。
LISEM設立の立役者——仲間と「楽しさ」で30万人を動かした

2020年、圭悟さんはサンフレッチェ広島ユースの同期である藤井貴之(たか)・重行拓也(しげ)とともに、サッカー系YouTubeチャンネル「LISEM(リゼム)」を結成。
「スポーツを楽しむ」「見る人も一緒に楽しめる」というコンセプトのもと、シュート対決・サッカー企画・フリースタイルなど多彩なコンテンツを展開。
瞬く間に登録者数30万人超えを達成し、サッカーYouTuber界を代表するチャンネルへと成長させた。
Number Webのインタビューでは、YouTuberになる宣言をした際に父・森保一監督はドイツから帰国した圭悟さんに「やるなら楽しめ」と返答したというエピソードが明かされており、この父子の関係性のあたたかさが多くのファンの心を掴んだ。
2024年、今度は監督として新たな挑戦
2024年4月、圭悟さんはLISEMのYouTubeチャンネルで東京都4部リーグ所属「アバック銀座FC」の監督就任を電撃発表。
父・森保一が日本代表を率いる一方、息子が東京都4部のクラブを率いる
そのスケールの差も含めてドラマチックな展開だが、サッカーへの情熱は父から息子へと確実に受け継がれている。
【三男】森保陸——アメリカを経てソサイチ日本代表!最末っ子が世界に挑む

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 2000年 |
| 出身地 | 広島県 |
| ポジション | DF(ディフェンダー) |
| 愛称(LISEM内) | りく |
| 所属 | FCカラスト |
| 代表歴 | ソサイチ(7人制サッカー)日本代表 |
サンフレッチェ広島ユース出身——3兄弟全員が同じユースへ
三男の陸さんもまた、長男・次男と同じくサンフレッチェ広島のジュニア、ジュニアユース、ユースと進んだ。
父の影響を受けながら、広島の名門クラブでDFとしての礎を築いた。
4歳か5歳のころからサッカースクールに通い始めたというから、サッカーが生活の一部として染み込んだ環境の中で育ったことがわかる。
立教大学からアメリカへ——新しいフロンティアへの挑戦

ユース卒業後は立教大学へ進学し、2024年3月に卒業。その後はアメリカに渡り、海外でのサッカー経験を積んだ。
国内の枠を超えてチャレンジを続ける姿勢は、父・森保一が常に「挑戦し続けること」を体現してきた姿と重なる。
ソサイチ(7人制サッカー)日本代表に初選出!アジア制覇を達成
陸さんの名前が広く知られるようになったきっかけのひとつが、ソサイチ(7人制サッカー)日本代表への選出だ。
2024年9月、マレーシアで開催されたASIA 7’s Championship(アジア大会)の日本代表メンバーに初選出され、見事に優勝(アジア制覇)を達成。
「父より早く世界一を目指す」と宣言した陸さんは、文字通りその言葉を実行に移した。「THE ANSWER」のインタビューでは、「強豪国に根付くソサイチの文化を日本にも広めたい」という熱い思いも語っている。
ブラジルでのソサイチW杯でも日本代表として奮闘

さらに2025年にはブラジルで開催されたFootball 7 World Championship(ソサイチW杯)にも日本代表として出場。
グループステージではブラジルに先制するなど健闘したものの惜敗。
エルサルバドルに7-2で大勝。
アルゼンチンに4-0と勝利を重ねてグループを突破。
準々決勝でイタリアに2-2(PK 0-2)で敗れ、ベスト8で大会を終えた。
父・森保一率いる日本代表がW杯でベスト16を達成した一方、三男・陸は7人制W杯でベスト8を達成。
森保一家のフロンティア精神は着実に次世代へと受け継がれている。
2024年8月、正式にLISEMメンバーへ加入
2024年8月、陸さんは正式にLISEM(リゼム)の5人目のメンバーとして加入した。
それまでもサポートとして動画に登場することはあったが、正式メンバーとなったことで3兄弟全員がLISEMに集結する形となった。
3兄弟が集結!「LISEM(リゼム)」って何者?登録者30万人超えの正体

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| チャンネル名 | リゼム LISEM CHANNEL |
| 設立 | 2020年 |
| チャンネル登録者数 | 約31万人(2025年時点) |
| メンバー | 藤井貴之(たか)・森保圭悟(けーご)・重行拓也(しげ)・森保翔平(しょうへい)・森保陸(りく) |
誕生の背景
LISEMはもともと、サンフレッチェ広島ユース出身で2011年の高円宮杯U-18サッカーリーグで全国優勝を経験した元チームメイト3人(たか・けーご・しげ)が結成。
ドイツでの現役引退を決意した圭悟さんが、オーストラリアでセミプロとしてプレーしていた重行さんと、奈良クラブでプレーしていた藤井さんを誘う形で結成された。
コンテンツの魅力
LISEMの動画は「本物のサッカー経験者だからこそできる技術的な企画」と「見ていて楽しいエンタメ性」の両立が最大の武器。
シュート対決、リゼリーグ、プロとの対決企画、ビーチサッカー、フットサルなど多彩なコンテンツを月に30本前後という驚異的なペースで投稿し続けている。
2024年のパリ五輪期間中には「スポーツ×動画」の文脈でReal Soundなどのメディアにもフィーチャーされた。
「父・森保一はYouTuberになると言ったときどんな反応をしたか?」
Number Webのインタビューで圭悟さんが語ったエピソードが特に印象深い。
ドイツから帰国し「YouTuberになる」と父に告げた際、森保一監督の返答は、
「やるなら楽しめ」
たったひと言。
説教もなく、否定もなく、ただ楽しめと言った父の言葉に、圭悟さんは深く背中を押されたという。
この言葉こそが、森保家の家訓であり、3兄弟全員に通底するDNAだ。
【まとめ】森保家のサッカーDNAは世代を超えて進化し続けている
| 人物 | 主な実績 |
|---|---|
| 森保一(父) | 日本代表監督・W杯ベスト16・アジアカップ準優勝・Jリーグ3冠監督 |
| 森保翔平(長男) | 元Jリーガー(カマタマーレ讃岐)・U-18日本代表・キングスリーグ日本代表・LISEM |
| 森保圭悟(次男) | 元ドイツ5部リーグ選手・LISEM設立者・アバック銀座FC監督・YouTuber |
| 森保陸(三男) | ソサイチ日本代表・アジア制覇・W杯ベスト8・LISEM・FCカラスト所属 |
父は日本代表を率い、長男は欧州型の新世代サッカー大会へ、次男はYouTuberから監督へ、三男はソサイチで世界の舞台へ。
それぞれが異なるステージで「森保」の名を輝かせている。
血は争えない、という言葉があるが、森保家の場合は「血が新たな道を拓く」と言い換えた方が正確かもしれない。

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